せっかくなので、電王戦finalの結果について予想してみる。
対戦カードについてはhttp://nikkan-spa.jp/754824より引用(コピペ)した。

【第1局 3/14】▲斎藤慎太郎 五段−△Apery(平岡拓也)
【第2局 3/21】▲Selene(西海枝昌彦)−△永瀬拓矢 六段
【第3局 3/28】▲稲葉陽 七段−△やねうら王(磯崎元洋)
【第4局 4/4】▲ponanza(山本一成)−△村山慈明 七段
【第5局 4/11】▲阿久津主税 八段−△AWAKE(巨瀬亮一)

結果予想:人間2-ソフト3

もっともソフト側が勝ちそうと思えるのが第5戦▲阿久津八段−△AWAKE戦。阿久津先生が機械に詳しいイメージがないのと、他の対局も忙しく時間を割けないであろうこと。そして なによりAWAKEの準決勝、決勝での勝ち方がすさまじかったことが理由だ。棋力ではponanzaと互角なのかもしれないが、受けと攻め、どちらも強くスキがない、駒たちが躍動する将棋だった。AWAKEが90%勝ちと予想。

人間側が勝ちそうなのは第2戦の▲Selene−△永瀬拓矢六段戦。永瀬先生は性格的に対策を万全に練りそうだから(ご本人を知っているわけではないけれど)。ここで取れないと暗雲立ちこめることになるだろう。勝率は60~70%くらいだろうか。このくらいのポジションだと勘違いされそうだから先にいっておくが、仮に負けたとしてもSeleneは普通に強い。当たり前だけど。

第4戦▲ponanza−△村山慈明七段戦は村山先生の研究と相性の問題と考える。ponanzaは超強いが、超攻撃的で楽観派と、もっともスキがありそうな棋風でもある。
「防御に徹する」「攻撃に徹する」「攻め合い」のはた目にはどれがいいのかは分からないが、穴を見つけて突いていければ。それを村山先生が見つけられるか。そして村山先生の棋風で指しこなせるかの問題ではないか。勝率は15~50%程度。よく分からないので幅が広くなっている。 
 
第3戦は▲稲葉陽七段−△やねうら王。やねうら王は開発者の方のブログを見てると、まるで雑魚っぽく思えてくるのだが、多分ノリを良くするために誇張しているだけだろう。 いろいろ実験していてその分苦労も多いっぽい。稲葉先生は基本手厚いが切れ味で勝負するというイメージ。ご本人のコンピュータ知識は「ニコニコ動画」等の露出が多くないのでよく分からず。勝率は自分の基本のイメージである20%くらいとしておこう。
どうでもいいがこの枠はもともと糸谷竜王が入っていたのではないかと思っている。キャラ的に糸谷竜王電王戦は面白そうだと思っていたので。

第1戦、▲斎藤慎太郎五段−△Aperyは一番分からない。斎藤先生は詰将棋が物凄いということは知っているのだが、私には将棋の作りに対するイメージもまだ持てていない。鋭いのだろうなと思って中継など見ているとその通りではある。棋風の相性が良さそうということでちょっと下駄をはき、25%ということにしておく。一応直線的な一手争いなら人間側に分があるらしいが、そもそもそういう展開に持ちこむのが大変だ。



ということで、人間側から見てどのくらい勝ちそうかというと、

第1局:25%
第2局:65%
第3局:20%
第4局:33%
第5局:10%

で2局目を取って、他に1局頑張れればだいたい2-3くらいかなと。
もちろん期待という点からいえば人間側が勝ってほしい。ここで勝てれば電王戦の寿命が5年くらい伸びそうだから。 


ほか何かあるかな。そうだ、タッグマッチ棋戦は白紙撤回という噂がネットであったが、本当ならもったいないなーと思った。つまらんという意見もあったけど、俺含め将棋ガチ勢の中では楽しんでいた人も多かったと思うけどな。

あと電王戦についてといえばあれですね。前々回の習甦や前回のYSSとか、負けると弱いみたいに思う人が結構いるっぽいけど、そんなことはないだろうと思う。習甦が前回勝ったときに一年でスゲー伸びたなみたいな感想は的外れというか、いや良いところが出ないとああなって、良いところが出ればこうなるんじゃねーのと思っていた。YSSもそうで、△6二玉も△3一銀も悪手ってことではなく、△1四金は悪手だろうが悪くなったところで普通の手ではだめと読んでいたからこそ変なところに進んでしまったので、僅差ならばちゃんとした手を返すはずだ。ようは悪いところが出ると将棋ソフトは弱く見えてしまうかもしれないが、実際はそんなことはないということはリスペクトをもって楽しむ上で知っておくべきではないか。


※最後に電王戦始まる前に10人くらいはこの記事見る人がいるでしょう。そんな方、よろしければコメントなどに自分の予想など書いておいてくれるとうれしいです。過疎地とはいえ文字に残しておくとあとでドヤァできるかもしれないので、よければお願いします。